夜の森からやってきた小さな霊長類、ショウガラゴ。愛らしい見た目とユニークな行動で人気ですが、その飼育には細やかな配慮が必要です。今回は、育て方の基本を3つのポイントでご紹介します。
1. 快適な住環境の整備
ショウガラゴは夜行性で、木の上を跳ね回るのが大好き。ケージは高さのある広めのものを選び、登れる枝や止まり木を配置しましょう。昼間は静かに休めるよう、暗めの巣箱も必須です。温度は25~28℃程度を保ち、寒さに弱いため冬場の保温も忘れずに。
2. バランスのとれた食事
果物(バナナやリンゴ)を中心に、昆虫(ミルワームなど)や専用フードも取り入れ、野生に近い食事を心がけましょう。カルシウムやビタミンのサプリメントも必要になるため、獣医師に相談して栄養バランスを整えてください。
3. ストレスを減らす接し方
ショウガラゴは警戒心が強いため、無理に触れ合おうとせず、慣れるまで静かに見守ることが大切。夜間に活動するため、昼間に構いすぎるのもNG。飼い主との信頼関係は、時間をかけて築いていきましょう。
正しい知識と愛情があれば、ショウガラゴとの生活はかけがえのないものになります。次回は「赤ちゃんショウガラゴの育て方」もご紹介します!
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